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ミノタブ(ミノキシジルタブレット)はやめたほうがいい6つの理由

AGA治療

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は発毛効果が期待できるAGA治療薬ですが、その一方で「ミノタブはやめたほうがいい」といった意見も多く聞かれます。

「AGAクリニックでも普通に処方されている薬なのに、どうしてやめたほうがいいの?」

こんな風に疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

結論を先に言うと、ミノタブは未承認薬かつ副作用のリスクがあるのでやめたほうがいいと言われています。

この記事では、その具体的な理由や事例について詳しく紹介しているのでミノタブの発毛効果が気になるけどリスクについてもしっかり知っておきたい方は参考にしてくださいね。

ミノタブはやめたほうがいいと言われる6つの理由

ミノタブはやめたほうがいいと言われる理由は6つあります。
ここからはその理由について一つ一つ解説していきたいと思います。

ミノタブやめたほうがいい理由①未承認薬である

ミノタブは厚労省の認可を受けていない未承認薬になります。
未承認薬というのは、効果があるか?安全であるか?がまだ科学的に確認されていない薬剤のことです。

「未承認薬なのになんでAGAクリニックで処方されているの?」と疑問に思うかもしれませんが、例えば海外では認められているけど日本では未承認になっているような薬を医師が個人輸入して、未承認薬であることの確認や健康被害の発生の有無を随時確認するなどした上で患者さんに処方することはがん治療などでも普通にあります。

未承認薬は安全性が確認されていないことに加えて、承認薬であれば適用される重篤な副作用が発生した場合の医薬品副作用被害救済制度が適用されません。

参考:医薬品副作用被害救済制度

ミノタブやめたほうがいい理由②AGAガイドラインでも未承認かつ最低評価

AGAガイドラインは、2017年に日本皮膚科学会が発表した薄毛診療向上を目的とした医師・患者向けの治療指針です。

簡単に言えば、「こんな治療方法がおすすめですよ~」「この薬にはこんな効果や副作用がありますよ~」みたいなことが日本皮膚科学会と毛髪科学研究会の医師によって医学的根拠に基づいて書かれているガイドラインになります。

この中でミノタブの服用に関する評価も行われているのですが、推奨度の分類は最低評価のDランクとなっています。

CQ14:ミノキシジルの内服は有用か?
推奨度:D
推薦文:ミノキシジルの内服を行うべきではない.
解説:ミノキシジル内服の有用性に関して臨床試験は実施されていない.
ミノキシジルは降圧剤として開発されたが本邦では認可されていない.また,男性型脱毛症に対する治療薬としても認可されている国はない.それにもかかわらず,全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に,医師が安易に処方したり,一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので,医薬品医療機器等法の観点から問題視されている.

引用:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

これは、専門家がハッキリと「ミノキシジル(ミノタブ)の服用はおすすめしない!」と言い切っていると受け取っていいでしょう。

※ちなみにミノキシジルの外用(いわゆる塗りミノ)は推奨度Aとなっています。

ミノタブやめたほうがいい理由③利益と危険性に関する検証が不十分

利益と危険性に関する検証が不十分とは、先ほど紹介した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」に記載されている文言で、結局のところミノタブはやめたほうがいいと言われる理由はこれに尽きるのかなと思います。

じゃあなんで検証が行われていないのか?という点は次項に関係してきます。

ミノタブやめたほうがいい理由④心血管系障害の可能性が生じる

実は、ミノタブは降圧剤としてアメリカのFDA(日本でいう厚労省のような公的機関)認可を得ています。

しかし、降圧剤としても医師によって慎重に投与すべき医薬品とされていてAGA治療目的で服用するのは副作用が多くリスクが大きすぎると警告も出しています。

また、降圧剤として認可はされているものの一般的な高血圧症の治療を行っても十分な効果が得られない場合の最終手段として使用することと添付文書に記載されています。

ミノタブ服用による重篤な副作用としては、心タンポナーデが挙げられます。

このように、ミノタブの服用で想定される副作用が利益(発毛効果)に対して見合っていないと考えられるので今後もミノタブに関する検証が行われたり、承認されたりする可能性は限りなく低いでしょう。

特に下記に該当する方はミノタブの服用はやめたほうがいいです。

未成年
高齢者
妊娠・授乳中の方
妊娠の予定がある方
循環器系に既往や疾患のある方
血圧に疾患がある方
腎臓や肝臓に異常がある方etc…

ミノタブやめたほうがいい理由⑤世界的に認めている国もない

ミノタブをAGA治療薬として承認している国は一つもありません。
冒頭でも紹介しましたが、一般的に「他国では承認されているけど、日本では承認されていない未承認薬」を個人輸入したり、病院で処方を受けるケースはあります。

日本は他国と比較すると薬の承認までの期間がとても長く、承認まで最も期間が短いアメリカと比較すると約2.5年もかかっています。(ドラックラグとも言われています)

なので、他国では承認されていて日本で未承認薬を使用することは珍しいことではありませんが、ミノタブの場合は他のどの国でも認められていません。

これは、それだけミノタブをAGA治療薬として使用するのはリスクが高い裏付けとも言えるのではないでしょうか。

ミノタブやめたほうがいい理由⑥飲み続けないと維持できない

AGAは、髪の毛のヘアサイクルが乱れて成長期が短くなるために引き起こされる症状です。

ミノタブは、服用することで血流が良くなる・毛母細胞の細胞分裂が活発になることで発毛・育毛効果を実感することができます。

しかし、ミノタブで生えてきた髪の毛はミノタブをやめると元に戻ってしまうと言われています

これは、ミノタブをやめることで頭皮の血流が再び悪くなって抜け毛が増えてしまうためです。

もちろん、ミノタブをやめてミノキシジル外用薬に変えて維持できる方もいれば、減薬して維持をしている方もいますが、少なくともAGAは進行型なので自分で服用をやめる判断をすると以前の毛髪量に戻ってしまう可能性が高いです。

これだけ副作用のリスクが叫ばれているミノタブをそれでも飲み続けますか?といった点もミノタブはやめたほうがいいと言われる理由の一つです。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)服用による副作用事例

ミノタブを服用したことによる副作用の報告もあります。

医療機関において医師が個人輸入した国内未承認のいわゆる発毛薬を、医師の指示の下で約3週間服用した 40 歳代の男性において、肝機能障害が生じた事例が報告されました。
現在、男性は別の医療機関で診察を受け、軽快しています。
当該製品は、医師が適切な手続きを経て、個人輸入したものであり、ミノキシジル2.5 mg を含有する錠剤、フィナステリド 1 mg を含有する錠剤、ビタミン類等を含有する錠剤の3種類の錠剤で構成されています。上記男性は、1日当たりミノキシジル2.5 mg を含有する錠剤を2錠、フィナステリド 1 mg を含有する錠剤を1錠服用していました。
肝機能障害が生じた後に診察した別の医師によると、本件の肝機能障害は、当該製品の服用に伴う副作用の可能性が高いと判断されています。
引用:国内未承認のいわゆる発毛薬の服用が原因と考えられる健康被害の発生について

この事例では、ミノタブだけではなくフィナステリドも服用していて、フィナステリドも副作用として肝臓に負担をかけることがあるので、ミノタブの副作用と一概には言い切れませんが事例として紹介します。

市販のリアップ X5R(ミノキシジル 5 g/100 mL 含有,添加物;1,3-ブチレングリコール,ジブチルヒドロキシトルエン,リン酸,エタノール)120 mL を自殺目的に服用した。本来は外用薬であるため容器本体と注入部分を外し,内用液を服用したとのことであった。その 3 時間後に嘔吐して路上で動けなくなっているところを通行人に発見され,当院へ救急車で搬送された。
引用:ミノキシジル中毒の 1 例

この事例では、本来のミノタブ使用料を遥かに超える量を服用しています。
こちらの方はおよそ10日後に回復したようですが、その過程では呼吸不全などの重篤な症状も起こっています。

まとめ

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)はやめたほうがいいと言われる理由をまとめました。

ミノタブには重篤な副作用のリスクがありますが、それでもミノタブを飲み続けている方の意見としてはミノタブの副作用よりも薄毛でいる状態のほうが怖いといった意見もあります。

少なくとも、安易に「髪が生えるから」といった理由で手を出すのはおすすめしません。

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